微生物学・腫瘍学

微生物学・腫瘍学ご紹介

講座名微生物学・腫瘍学
講座サイト微生物学・腫瘍学
スタッフ教授 森 直樹 : n-mori@med.u-ryukyu.ac.jp

概要

沖縄に感染者の多いHTLV-1を始めとして、ヘルペスウイルス科(EBウイルス、カポジ肉腫関連ウイルス、単純ヘルペスウイルス)とフラビウイルス科(C型肝炎ウイルス)のウイルスを主に扱っています。その他に、細菌(ヘリコバクター・ピロリやレジオネラ)も研究対象としています。研究内容はこれら病原微生物の発がん機構や炎症誘導機構の解析です。さらに、感染症とは関連のない白血病や悪性リンパ腫、骨肉腫などの発症と浸潤・転移の機構も研究しています。病原微生物の病原因子と宿主細胞の応答機構(シグナル伝達経路)の解析を通して得た知見を基に、新規治療薬や発症予防薬の開発も行っています。特に発症予防に関しては沖縄の天然物質(植物や海産物)の応用に注目しています。

大学院での研究指導内容