新任教授のご紹介~大学院医学研究科 形成外科学講座 清水雄介教授~

皆様、こんにちは。形成外科学講座の清水雄介と申します。私は東京都出身で平成10年に慶應義塾大学を卒業した後、6年間にわたる形成外科、皮膚科、麻酔科、救急部、一般外科、耳鼻咽喉科研修を行いました。その後5つの病院で形成外科に専心し、平成22年からは慶應義塾大学形成外科のスタッフとして様々な形成外科疾患に対応できる経験を積みました。

平成27年3月に琉球大学医学部附属病院に形成外科が新設され、私が特命教授を拝命して沖縄に赴任することになりました。同院における約3年間の形成外科診療、研究、教育の成果を評価していただいた結果、平成30年4月に形成外科が琉球大学大学院医学研究科の一つとして講座化されることになり、初代主任教授を拝命いたしました。支えてくださった琉球大学の皆様、形成外科学会の皆様、共同研究先の皆様、患者様には心より感謝いたします。

形成外科は様々な疾患の再建、再生を目指して患者さんに寄り添った治療を行います。形成外科学では従来の常識を破って「新しいモノ、価値」を創りだしていくことが大事だと考えています。外科医として患者様一人一人に向き合うだけでなく、社会全体に良い影響をもたらす仕事をしていくことを目指しています。外科医をしながら起業をすることも可能です。私も平成29年2月、琉球大学1号ベンチャーとなる株式会社Grancellを立上げました。

これまで培ってきた経験を生かし、多くの後輩を育てて琉球大学全体を活性化させ、最終的には沖縄、日本、世界の医療の質の向上に貢献したいと考えています。皆様の厚いご支援とご指導を賜れると幸いに存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。