芦刈先生(腎泌尿器外科)が、ヤングウロロジストリサーチコンテスト優秀賞を受賞しました

腎泌尿器外科 助教 芦刈明日香先生が、平成30年11月3日、長崎で開催された第70回西日本泌尿器学会総会のヤングウロロジストリサーチコンテストで、「Role of spinal µ-opioid receptors by tramadol on sneeze-induced urethral continence reflex in rats」というタイトルで研究成果の発表を行い(英語)、優秀賞に選ばれました。これは今回発表された11の演題から、3人の優秀な若手研究者の発表に送られる賞であり、本受賞は琉球大学初の快挙となります。

本研究は、40歳以上の女性の3人に一人が罹患する腹圧性尿失禁に対して有効な薬剤治療がない中、脊髄のオピオイド受容体の刺激が腹圧性尿失禁に有効であることを初めて解明した研究です。今後、創薬の開発へつながる大変貴重な報告です。