琉球新報 季刊誌 さらばんじ7月号に掲載されました!(保健学科母性看護・助産学分野 准教授 遠藤 由美子先生)

沖縄の孫育て 孫育ては生きがい 祖父母は「安全基地」

核家族や共働き世帯、子育て期のワークライフバランスの子育て資源として注目される「祖父母力」。祖父母にとって孫の育児支援(孫育て)は生きがい、癒しとなる一方、身体的な負担も指摘されています。本記事では、沖縄の孫育てにかかわる祖母の心身の健康についての調査結果を紹介しています。
孫育てにかかわっていたのは母方祖母が多く、車で30分以内の近距離に住んでいる方が多い結果でした。孫とは週に2~3回以上の頻度で会う祖母が約65%で、話しかけや抱っこ、遊び相手など、直接孫とかかわる育児支援をしていました。祖母は孫育てについて、「楽しみ、喜び、人生の張り合い」など、肯定的にとらえていました。一方、心身の負担である、孫育てに自信がない、という認識は低い結果でした。

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