放射線科医2名が国際学会でCertificate of Meritを受賞!

平成28年11月26日~12月1日に米国シカゴで開催された第102回北米放射線学会で琉球大学から2名の放射線科医(診療講師の伊良波裕子さんと後期研修医の嵩原章太さん)が教育展示の電子ポスターでCertificate of Meritを受賞しました。

北米放射線学会は放射線科の国際学会のなかで最も大きな学会であり、ポスター発表の際には査読があり、約3割の採択率といわれています。Certificate of Meritは教育展示部門で採択された約1900のポスター発表の中から約300名に与えられる賞で、金銀銅でいえば銅賞にあたる賞です。

伊良波裕子さんの発表は産褥後期出血の原因として最も頻度の高い胎盤ポリープを中心に、その類縁疾患について画像的特徴や治療法の選択に関わる重要な画像所見などについて教育的にまとめたものです。嵩原章太さんの発表は日本を含むアジア諸国で特に多い魚骨誤飲による症状や画像診断の要点、合併症とそのマネジメントに関して臨床画像を提示しながら教育的にまとめたものです。

歴史と権威のある学会での受賞で、今後の両名のさらなる活躍が期待されます。

医学部HP用

(写真左から)今回受賞された伊良波先生、嵩原先生