【教職員・学生向け】(8/1から)駐車場全ゲート稼働と違反車両取り締まり開始のお知らせ
医学研究科「論文博士の外国語試験」について
2026年度保健学研究科特別プログラム(OKINAWA GLOBAL HEALTH SCIENCE PROGRAM 2026)募集要項及び出願書類様式
2026年度保健学研究科特別プログラム(OKINAWA GLOBAL HEALTH SCIENCE PROGRAM 2026)募集要項及び出願書類様式
OKINAWA GLOBAL HEALTH SCIENCE PROGRAM (2026)
【掲載物一覧】
(2)Welcome to the Graduate School of Health Sciences(2026)
(3)Check List
(5)FormⅡ
(6)FormⅢ
(7)Download[ZIP of MS-Word files](Zipファイル)
【掲載場所】
「OKINAWA GLOBAL HEALTH SCIENCE」
URL:https://www.med.u-ryukyu.ac.jp/okinawa-global-health-science
*Contact Us(詳細についての問い合わせ先)*
TEL:098-894-5513
Mail:igznyusen@acs.u-ryukyu.ac.jp
令和8年度 大学院研究科 学生募集要項を掲載しました
学生募集要項
令和8年度 大学院医学研究科
★令和8年度 学生募集要項(修士課程) 【出願様式】修士課程【ZIP】
★令和8年度 学生募集要項(博士課程) 【出願様式】博士課程【ZIP】
※台風等災害によって募集日程や選抜方法を変更する場合があります。
募集日程や選抜方法を変更する場合は、琉球大学医学部ホームページで
お知らせいたしますので、必ずご確認ください。
【提出書類】
※学生募集要項を確認の上、必要書類を両面印刷にて提出願います。
*詳細についての問い合わせ先*
大学院医学研究科
TEL:098-894-5513
Mail:igznyusen@acs.u-ryukyu.ac.jp
令和8年度 大学院保健学研究科
★令和8年度 学生募集要項(博士前期課程) 【出願様式】博士前期課程【ZIP】
★令和8年度 学生募集要項(博士後期課程) 【出願様式】博士後期課程【ZIP】
※台風等災害によって募集日程や選抜方法を変更する場合があります。
募集日程や選抜方法を変更する場合は、琉球大学医学部ホームページでお知らせいたします
ので、必ずご確認ください。
【提出書類】
※学生募集要項を確認の上、必要書類を提出願います。
※Excel又はWordで入力する場合は、ダウンロードして、入力・プリントアウト願います。
*詳細についての問い合わせ先*
大学院保健学研究科
TEL:098-894-5518
Mail:igznyusen@acs.u-ryukyu.ac.jp
(6/20最新)令和8年度 医学部医学科第2年次特別編入学(学士入学) 募集要項を掲載しました
令和8年度 医学部医学科第2年次特別編入学(学士入学) 募集要項(PDF)
出願書類ダウンロード用ファイル
【出願様式】_(ZIP)
※台風等災害によって募集日程や選抜方法を変更する場合があります。
募集日程や選抜方法を変更する場合は、琉球大学医学部ホームページで
お知らせいたしますので、必ずご確認ください。
【提出書類】
※募集要項を確認の上、必要書類を両面印刷にて提出願います。
2025年度保健学研究科特別プログラム 合格者告示
2025年度保健学研究科特別プログラム 合格者告示(PDF)
※1週間を目安に入試・入学案内ページのみの掲載に変更になります。
【新入生向け】ID・PWの発行について
医学部長 就任の挨拶
2025年4月1日付けで、医学部長・大学院医学研究科長を拝命いたしました、中西浩一でございます。まず初めに、皆様に心より感謝申し上げるとともに、この新たな任を担うことができましたことを大変光栄に存じます。
1.琉球大学と地域医療の役割
琉球大学は、沖縄の地域社会に密接に結びついた学問の場として、長年にわたり学術と地域貢献の両面において大きな役割を果たしてきました。沖縄という特異な地理的・文化的背景を持つこの地において、医学部・医学研究科の責務は、地域医療の発展に貢献すること、そして地域社会の健康課題に対応することにあります。私たちの活動が地域に深く根ざし、社会に実際の恩恵をもたらすことを、何より大切にしていきたいと考えています。
2.新キャンパスへの移転と教育・研究環境の強化
医学部および病院は、2025年3月までに移転を完了いたしました。新たなキャンパスが宜野湾市西普天間地区に移転したことで、私たちの教育・研究環境が一層充実し、地域医療を支える拠点としての役割を強化できたことを大変嬉しく存じます。移転に伴う施設の設計においては、これまでの経験を生かし、広々とした講義室など、学びの場として快適で機能的な空間づくりを進めています。また、COVID-19への対応を鑑みて、より良い対面・遠隔講義のハイブリッド型教育システムを整備し、学生が心身ともに健康的に学び続けられる環境作りを目指します。
3.医学と保健学の連携強化と教育・研究の充実
医学科・医学研究科と保健学科・保健学研究科との連携を一層強化していく所存です。新しい施設では、医学科・医学研究科と保健学科・保健学研究科が同じ研究棟を共有することとなり、これが物理的にも精神的にも連携の強化を促す大きなチャンスとなります。教育面でも、それぞれの講義を共同で行い、両学科の研究の融合、より先進的な学問領域の開拓を目指していきます。特に地域医療や沖縄特有の健康問題に関する研究は、今後ますます重要となります。そのため、それぞれの特徴を活かし、相互の支援体制を強化していく所存です。
4.医学部の教育の質向上と学生支援
医学部の教育においては、学生一人ひとりが確実に成長できるよう、学びの質をさらに高めていきます。直近の国家試験においては、保健学科の看護師・保健師・助産師の合格率は100%、医学科(96.7%)も素晴らしい成績を収めました。これらの成果は、琉球大学の教育の質の高さを示すものであり、今後も学生の成長を支援する体制を強化していきます。特に、今後の教育はより柔軟で効果的な学びを提供することが求められます。そのため、教師と学生の密なコミュニケーションの機会を増やし、学びの質をさらに高めてまいります。
5.研究の推進と地域医療への貢献
研究面では、今後も沖縄特有の疾病や地域医療の課題に焦点を当てた研究の推進を目指し、外部資金の獲得に力を入れます。沖縄県や地域の医療機関との連携を深めることにより、社会と密接に連携した研究を進めていきます。また、先端医学研究センターの活動をさらに拡充し、全学的な支援体制を整備して、医学研究の最前線を牽引する役割を果たしていきたいと考えています。
6.病院との連携強化と臨床教育・研究の充実
医学部・医学研究科と病院との連携をより強化し、地域医療の質向上に寄与できるよう尽力していきます。医学部と病院が一体となり、患者さんに最適な医療を提供するためには、両者の協力が欠かせません。そのため、臨床教育や研究活動の充実を目指し、病院の医師と連携しながら、より多くの学生が臨床現場で学び、経験を積むことができる体制を整えてまいります。
最後に、琉球大学医学部は、沖縄の地域特性を生かし、地域医療に貢献することを使命として、今後も教育・研究・医療の各分野で発展を遂げていきます。私自身、皆様と力を合わせ、より良い未来を切り開いていくために全力を尽くす所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年4月1日
琉球大学医学部長・大学院医学研究科長
中西浩一
令和7年度新入生オリエンテーション等の日程について
令和7年度保健学研究科(第2次募集)入学者選抜試験 合格者告示
令和7年度保健学研究科(第2次募集)入学者選抜試験 合格者告示(PDF)
※1週間を目安に入試・入学案内ページのみの掲載に変更になります。
令和7年度医学研究科(第2次募集)入学者選抜試験 合格者告示
令和7年度医学研究科(第2次募集)入学者選抜試験 合格者告示(PDF)
※1週間を目安に入試・入学案内ページのみの掲載に変更になります。
高倉実名誉教授、喜屋武享准教授らの論文が日本学校保健学会「学会賞」を受賞
高倉実名誉教授を筆頭とする論文で、保健学科臨床心理・学校保健学分野の喜屋武享准教授が共著者の論文が日本学校保健学会「学会賞」を受賞しました。
日本学校保健学会賞は,学校保健領域における学問水準の向上を図ることを目的として,学校保健研究として示唆に富む優れた論文の著者に対して授与されるもので,前年度の学会誌に掲載された論文から1編のみ選出される名誉ある賞です。
学会賞選考委員会は以下のように推薦理由をあげています。
「本研究は、20年間の長きにわたる大規模調査により、一つ地域のデータを地道に蓄積し、青少年の危険行動の変遷の特徴を示したものである。疫学的な価値が高く、学校保健はもちろん、公衆衛生全般への貢献が大きいと評価される研究である。選考委員による評価では、研究の独創性、論理性、継続性、今後の発展性、学校保健分野への貢献度において、多くの委員から高い評価が得られた。この結果、本委員会は、当論文が学会賞にふさわしいと判断した。」
2024年11月15日~16日に岡山県で開催された日本学校保健学会第70回学術大会において,表彰式および受賞講演が行われました。
当該論文は,学会誌「学校保健研究」に掲載された原著論文で,書誌情報は次の通りです。
著者名:高倉実(琉球大学名誉教授),宮城政也(教育学部教授),喜屋武享(保健学科臨床心理・学校保健学分野准教授)
論文タイトル:Changes in the prevalence of health-risk behaviors among Japanese adolescents before and during the COVID-19 pandemic: 2002-2021
学術誌名:School Health 2023;19:14-25.DOI: 10.20812/jash.SH_125
CAR-T療法(血液悪性腫瘍に対する新規細胞治療) 沖縄県に初導入
このたび、琉球大学病院第二内科(内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座)は3種類のCAR-T製剤の認証(B細胞性悪性リンパ腫に対するイエスカルタとブレヤンジ、多発性骨髄腫に対するアベクマ)を取得し、B細胞性悪性リンパ腫と多発性骨髄腫のCAR-T療法が沖縄県内でも開始できることになりました。
再発難治性の血液悪性腫瘍に罹患された症例のうち、既存の抗がん剤で完治しない症例や造血幹細胞移植が適応にならない症例に対して高い効果を示す新規治療法としてCAR-T療法が注目されています。
CAR-T療法は患者さんの持つ免疫の力を活用してがんを治療する「がん免疫療法」の一つで、患者さん自身のT細胞(悪性腫瘍を攻撃する免疫細胞)を取り出し、遺伝子編集技術を用いてCAR(キメラ抗原受容体)と呼ばれる特殊なたんぱく質を作るように改変します。CARは、がん細胞の表面に発現する特定の抗原を認識し攻撃するように設計されており、CARを作成するT細胞をCAR-T細胞と呼びます。このCAR-T細胞を患者さんに投与することにより、血液がんを完治させるのがCAR-T療法です。
なお、CAR-T療法が行える施設は県内では琉球大学病院第二内科が初、九州・沖縄地方では九州大学病院、熊本大学病院に次いで3施設目となります。
研究プレスリリース https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/62366/
2024年度 武田科学振興財団 医学系研究助成 がん領域(臨床) 獲得
内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)に所属する玉城啓太先生の研究が2024年度 武田科学振興財団 医学系研究助成 がん領域(臨床)を獲得しました。
去る11月にシェラトン都ホテル東京で贈呈式が執り行われ、がん研究に携わる全国の若手研究者と交流することができました。
本助成金を活用し、血液がん克服に向けたメタボリックオンコロジー研究をさらに発展させて参ります。
研究題目:白血病細胞のミトコンドリアに高発現するナトリウム・グルコース共輸送体2の機能に着目した新規白血病治療法の開発
公益財団法人 武田科学振興財団 2024年度 研究助成対象者一覧
https://www.takeda-sci.or.jp/research/doc/2024_list.pdf
医学研究科「論文博士の外国語試験」について
2.事務手続き【PDF】※入学試験の手続きではありませんので、ご注意ください。
市民公開講座「琉球大学医学部の研究の紹介」を開催しました
令和6年10月20日(日)、沖縄県立博物館・美術館において、市民公開講座
「琉球大学医学部の研究の紹介」を開催しました。
琉球大学医学部では、沖縄県の医療の向上を目指して先端的な医学研究を行って
います。
本市民公開講座は、沖縄県民の皆さんに琉球大学医学部がどのような研究を行って
いるのかを広く知っていただくことを目的に開催しました。
講座の冒頭に、医学部長・医学研究科長の筒井正人教授から開会のあいさつと
医学部・病院の移転事業紹介を行いました。
その後、以下のとおり各講演が行われ、最後に、岸本英博副医学部長が、琉球大学
医学部を代表して謝辞と閉会の挨拶を述べました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
鈴木 健夫 教授 (医学研究科医化学講座)
「リボ核酸(RNA)と病気の意外な関係:沖縄から広がる医学研究の挑戦」
前田 士郎 教授 (医学研究科先進ゲノム検査医学講座)
「うちなーんちゅのゲノムを知ろう」
古泉 英貴 教授 (医学研究科眼科学講座)
「加齢黄斑変性の最新治療」
横田 秀夫 特命教授 (医学部先端医学研究センターメディカルDX/医工連携分野長)
「“見えないものを観る”医療の可視化から診断支援に向けて」
楠瀬 賢也 教授 (医学研究科循環器・腎臓・神経内科学講座)
「未来の医療革命:AI事始め」
高江洲 義和 教授 (医学研究科精神病態医学講座)
「デジタル技術が繋ぐ沖縄県における遠隔診療の今後の展望」
令和7年度琉球大学医学部医学科第2年次特別編入学(学士編入)第1次選抜における配点ミスについて(お詫び)
学生が筆頭著者の英文論文が国際糖尿病連合(IDF)の公式医学誌に掲載されました!
医学部医学科3回生月田昌里さんが筆頭著者となる論文が、国際糖尿病連合の公式医学誌「Diabetes Research and Clinical Practice」(2024; 13:111747. (Impact Factor(2023):6.1))に掲載されました。また月田さんは、2024年4月22日に開催された医科学研究発表会で琉球大学医学科同窓会 会長賞も受賞されています。
<月田さんコメント>
本研究を通じて、腸内細菌に関する知識を深め、英文論文執筆という貴重な経験を積むことができました。この機会を与え、膨大な時間をかけて指導してくださった益崎教授をはじめ、研究室の皆様、そして支えてくれた家族に心から感謝しています。妊娠・出産という大きなライフイベントを乗り越えながら得たこの経験を糧に、今後も熱量高くあらゆることにチャレンジし続けていきたいと思います。
<内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座 益崎裕章教授コメント>
月田さんは医学科3年次の必修科目である「医科学研究」の期間、内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)に配属され「正常耐糖能から耐糖能異常への移行を予測する腸内細菌の同定」を研究課題として取り組み、配属期間中に第一子の出産・育児を経験しながら、医学科学生を筆頭著者とするImpact Factor 5.0点以上の国際医学誌における論文公開は「医科学研究」開講以来の快挙です。
<研究内容>
タイトル:Gut microbiota-based prediction for the transition from normal glucose tolerance (NGT) to impaired glucose tolerance (IGT) in a remote island cohort study.
概 要:研究開始時および1年後に75g経口ブドウ糖負荷試験を実施し、開始時にNGTであった114名の久米島島民を解析対象としました。1年後もNGTであったNGT群108名と1年後にはIGTへ移行したNTI群6名の2群に分類し、開始時の腸内フローラ組成に注目して2群を比較することでIGTへの移行に関連する腸内細菌の同定を試みました。部分的最小二乗判別分析の結果、NGT群とNTI群は95%信頼区間楕円領域がまったく重ならない独自の腸内フローラ組成を有することが判明しました。また、年齢・性別・HbA1c値・BMI(体格指数)値で調整した多変量解析において、NGT群と比べてNTI群で存在割合が有意に上昇していた腸内細菌が属レベルで4種類、特定されました。これらの腸内細菌には糖代謝パラメーターと強い正相関を示すものも含まれており、特定の腸内細菌群がNGTからIGTへの移行を予測する優れた未病マーカーとなる可能性が初めて明らかになりました。
DOI:https://doi.org/10.1016/j.diabres.2024.111747
琉球大学名誉博士称号授与式を開催(ハワイ大Kasuya教授)
2024年7月5日、琉球大学名誉博士称号授与式が開催され、ハワイ大学内科教授 Richard T. Kasuya氏へ名誉博士記(第45号)が授与されました。
この名誉博士の称号は、学術文化又は国際交流の発展に多大な貢献があり、本学の教育研究の進展に寄与した功績が特に顕著である方に授与するもので、同氏の功績を讃え、このたび授与されたものです。
Kasuya氏は、2010年から琉球大学の教員、指導医を対象としたファカルティ・ディベロップメント(FD)講師や琉球大学学生を対象としたワークショップ講師を担当され、本学のFDや学生教育に対して多大な貢献をなさいました。また、2012年から通年の指導医育成プログラムであるハワイ―沖縄医学教育フェローシップ副ディレクターとして、本プログラムの運営・管理・指導に関わり、琉球大学の教員、指導医をはじめとした沖縄県の指導医育成に尽力されました。加えて、2010年からのハワイ大学医学部での短期研修において、本学医学部学生に対して温かく支援をしていただいています。
授与式においては、西田学長から「多忙を極める中、本学教職員への並々ならぬご支援に感謝申し上げるとともに、名誉博士を授与できることを心から嬉しく思っています。」との言葉の後、Kasuya氏から「この大変な栄誉に対し西田学長と琉球大学に心より感謝申し上げます。この栄誉が私にとってどれだけ意味のあるものかを、言葉で表現するのは難しいです。ハワイと沖縄は学術面や歴史‧文化の分野で長い間協力し合い、友情を育んできました。私がこれらの関係を築き、育む一部になれたことに深く感謝しています。」という喜びの言葉がありました。