8/25更新【医学研究科・医学部の教職員・学生の皆様へ】新型コロナPCR検査のご案内

医学研究科・医学部の教職員・学生の皆様へ

「琉球大学医学部新型コロナPCR検査チーム」専用ページが出来ました。
下記バナーから、最新情報をご確認いただけます。

 

 

 

 

 

2022年8月25日更新

●新型コロナ検査申し込み者への案内(第6報)

医学部新型コロナPCR検査チーム

 

第4回「琉大にぬふぁ星講座(医学部体験授業)」を行いました

令和4年8月9日・10日、沖縄県内の高校生17名を迎え、文字通り医学部を体験する企画、第4回「琉球大学にぬふぁ星講座(医学部体験授業)」を開催しました。本講座は、琉球大学グローバル教育支援機構の進める高大接続推進事業の柱としてアドミッションセンターの主催で実施されています。従来のオープンキャンパスとは別に、高校生に医学部の教育・研究活動を実際に体験してもらい、深く琉球大学医学部を知ってもらうことが狙いです。大学側としては、琉球大学医学部への進学希望者の掘り起こし、高校側としては医療従事者への適性の見極め、進学意欲の向上につながることが目標です。

新型コロナ感染症新規感染者数が沖縄県内で極めて高い水準ではありましたが、健康チェック、感染症対策を万全に行い、2日間のコースで実施しました。これまでは、医学科単独でしたが、今回からは保健学科との合同で行いました。さらに、日本トランスオーシャン航空(JTA)及び琉球エアーコミューター(RAC)からの航空券提供により、離島からは八重山高校、宮古高校に加えて久米島高校の学生が参加しました。参加者全員が、医学科、保健学科両方の講義・実習を体験し、3年ぶりにシミュレーションセンターでの一次救急体験に参加しました。昨年度から実施している医療倫理ディベートにおいても、活発な討論が行われました。なかでも、「医学部体験授業」に参加し、その後入学した3名の医学生を交えての懇談は非常に盛り上がりました。2日目の閉会式、筒井正人医学部長ご挨拶のあと、学生全員が2分ずつ感想を述べ、医学部長から全員に終了証が直接手渡されて終了となりました。「これまで経験したことのない2日間の体験」ならびに「進学への強い意欲」を述べる高校生が多く、当初の目的が達成されたと感じています。今後、高等学校との連絡を取りあって、より良い企画に進化させながら、継続していきたいと考えております。

最後に、この企画には、多くの医学研究科、医学部保健学科の教員、大学院生にご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

保健学研究科「論文博士の外国語試験」について

1.公示資料【PDF】
2.事務手続き【PDF】

※入学試験の手続きではありませんので、ご注意ください。

医学研究科「論文博士の外国語試験」について

1.公示資料【PDF】
2.事務手続き【PDF】

※入学試験の手続きではありませんので、ご注意ください。

令和5年度 大学院医学研究科 学生募集要項

令和5年度 大学院医学研究科の学生募集要項を更新しました。

令和5年度 学生募集要項

令和5年度 大学院保健学研究科 学生募集要項

令和5年度 大学院保健学研究科の学生募集要項を更新しました。

令和5年度 学生募集要項

5/24更新【医学研究科・医学部の教職員・学生の皆様へ】新型コロナPCR検査のご案内

(2022年5月24日 更新)

医学研究科・医学部の教職員・学生の皆様へ

「新型コロナ検査申し込み者への案内(第5報)」をお届けいたします。
「新型コロナPCR検査チーム」が沖縄県から、新型コロナウイルス感染症の核酸検査(qPCR)を実施する検査所として正式に認可されました。これで、当検査チームにより新型コロナウイルス陽性と判断された場合、他検査所で再度検査を受ける必要がなくなりました。併せて当検査チームで「新型コロナウイルス感染症発生届」が出せることとなりました。

第5報の改訂ポイントは以下のとおりです。
(1) 内容の変更に伴い、QRコード及びURLを変更いたしました。
  (第4報以前のQRコード、URLは使用不用となるため、削除いたします)
(2) 車での検査に加えて、条件によっては徒歩での検査も受けられるようになりました。
  (1ページ目、3―(1)―(イ)参照)
(3) 検査結果が陽性となった場合の項目を改訂いたしました(3ページ目、6)。

 
検査対象者、検査方法については下記をご覧ください。
 ・新型コロナPCR検査のご案内(5月24日更新版)
 ・RI実験施設までのアクセス
 ・新型コロナウイルス検査陽性者の方へ
 ・新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触者に係る 待機期間(健康観察期間)等について(通知) [令和4年3月31日更新] (学内職第159号)
 

 

医学部長・医学研究科長 筒井正人
医学部新型コロナPCR検査チーム
副医学部長:原嶋奈々江、山城哲

【研究成果】糖尿病治療薬による血液がん抑制効果の可能性 ~SGLT2阻害剤が超難治性の血液悪性腫瘍の増殖を抑える~

九州・沖縄地方における発症率が高い成人T細胞白血病(Adult T cell Leukemia. ATL)は進行が非常に早く、未だ決定的治療法がない超難治性の血液がんです。
琉球大学大学院医学研究科 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)の仲地佐和子博士(血液グループリーダー)、岡本士毅博士(研究グループリーダー)、益崎裕章教授らの研究チームは がん細胞がブドウ糖(グルコース)を貪欲に要求する現象に注目した新しいがん治療戦略概念, Metabolic Oncologyを提唱し、糖尿病治療薬を活用する新しいATL治療法の可能性を見出しました。

研究グループは腎臓の近位尿細管に局在するブドウ糖トランスポーターのひとつ、sodium glucose cotransporter 2(SGLT2)が急性増殖期のATL細胞にも多量に発現していることを発見しました。そこで、尿糖排泄を促進し血糖値を下げる糖尿病治療薬として汎用されているSGLT2阻害剤を急性期のATL細胞に作用させると、がん細胞の細胞増殖周期が止まり、がん細胞の増殖が50%以上も抑制出来ることがわかりました。糖尿病治療薬を巧みに活用して、糖尿病とは直接の関係がないものの、進行の早い超悪性ATL細胞の増殖を遅らせるというユニークな治療法の樹立が期待できます。

本研究成果は2022年3月31日に国際医学誌Biomedicine and Pharmacotherapy (インパクトファクター:6.53点)にオンライン掲載されました。
 

詳細はこちら【本学公式ホームページ】

 
<論文情報>
論文タイトル:Impact of anti-diabetic sodium glucose cotransporter 2 inhibitors on tumor growth of intractable hematological malignancy in humans
「ヒト難治性血液悪性腫瘍の増殖抑制に対するSGLT2阻害剤のインパクト」
雑誌名:Biomedicine & Pharmacotherapy
著 者︓Sawako Nakachi、Shiki Okamoto、Keita Tamaki、Ikumi Nomura、
Mamiko Tomihama、Yukiko Nishi、Takuya Fukushima、Yuetsu Tanaka、
Satoko Morishima、Minako Imamura、Shiro Maeda、Masato Tsutsui、
Masayuki Matsushita、Hiroaki Masuzaki
DOI番号︓https://doi.org/10.1016/j.biopha.2022.112864
アブストラクトURL:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0753332222002530?via%3Dihub

医学部・琉大病院ロゴマークについて

(デザイナーより)
「デイゴ」と琉球の頭文字「R」をモチーフにデザインしました。デイゴは沖縄県の花であり、また、花言葉には「生命力」が含まれ、医療機関の象徴としてふさわしいものと考えました。花びらの一枚において、裏と表がひるがえっているのは、「継続」を象徴しており、途切れることなく研究と医療行為が繰り返される大学病院の存在をイメージしております。また、上向きの雄しべによって、沖縄の華やかさ、生命の力強さを表現しました。

オレンジ色のデイゴマークをオリジナルとし、医学部・病院それぞれにカラーバリエーションを全7色、文字配列は全5種類ございます。

下記Zipファイルよりダウンロードいただけます。

医学部ロゴマークダウンロード.zip
 琉大病院ロゴマークダウンロード.zip

 

                   担当:企画課企画係
Eメール:kkikaku@acs.u-ryukyu.ac.jp

令和4年度新入生オリエンテーション等の日程について

以下のとおり、令和4年度新入生オリエンテーション等の日程について、お知らせします。
琉球大学公式HPにも最新情報を掲載しますので、ご確認ください。
 
【令和4年4月4日(月)】
1.医学科オリエンテーション
 時 間:11:00~12:00
 場 所:基礎講義実習棟(101・104講義室、202実習室)
 出席者:新1年次、学士編入学生
 ※オリエンテーション終了後に履修登録についての説明会を予定
 
2.医学科学士編入学オリエンテーション
 時 間:12:00~12:30(11時からの医学科オリエンテーションから引き続き)
 場 所:がじゅまる会館3階 セミナー室
 
3.保健学研究科オリエンテーション
 時 間:13:00~
 場 所:保健学科棟210講義室
 
4.医学研究科オリエンテーション
 時 間:14:00~
 場 所:臨床講義棟2階大講義室
 
5.保健学科オリエンテーション
 時 間:15:00~16:00
 場 所:保健学科棟(208・210・213講義室)
 ※オリエンテーション終了後に履修登録についての説明会を予定
 
【令和4年4月5日(火)】
1.令和4年度琉球大学・大学院入学式

 時 間:10:00~11:00
 場 所:沖縄コンベンションセンター展示棟
 出席者:令和4年度新入生のみ
 ※出席者は事前登録が必要です。詳細については、琉球大学HPをご覧ください。
 
2.医学科新入生の保護者と教員との懇談会
 中止
 
3.保健学科新入生の保護者と教員との懇談会
 日 時:令和4年4月5日(火)17:30~18:30
 出席者:保護者及び保健学科教員
 ZOOMによるWEB開催
 ※ID・パスワードは郵送にてお知らせします。
 ※懇談会終了後、引き続きWEB(ZOOM)により、「保健学科後援会総会」を開催。
 

                   担当:学務課学生支援係
TEL:098-895-1055
Eメール:igzgaksien@acs.u-ryukyu.ac.jp

令和5年度医学部医学科第2年次特別編入学(学士入学)募集要項

令和5年度医学部医学科第2年次特別編入学(学士入学)募集要項
 

出願書類ダウンロード用ファイル
 推薦書(Word形式)

2022年 医学部長年頭の挨拶

皆様、新年明けましておめでとうございます。

新年を迎えるにあたり、昨年の医学部・医学研究科の活動を振り返り、今年の抱負を述べさせていただきます。

1. 医学部創立40周年

本医学部は1979(昭和54)年に設置され、2年後の1981(昭和56)年から学生の受け入れを開始しました。学部創立は学生の受け入れ時から数えるそうで、今年度は医学部創立40周年にあたります。
 これまでに医学部が輩出した卒業生数は医学科3,487名、保健学科2,392名におよびます。保健学科は医学科よりも歴史が古く、前身の琉球大学保健学部が1969(昭和44)年から学生の受け入れを始めていて、それを含めると保健学科の卒業生数は2831名です。本学部の卒業生は、沖縄県の医師数および臨床検査技師数の約4割を、そして、沖縄県内看護系3大学(琉球大、県立看護大、名桜大)の教員数の約7割を占めるまでになっています。

2. 人事

医学研究科では、昨年4月、生化学講座に黒柳秀人教授を、救急医学講座に梅村武寛教授をお迎えしました。また、昨年7月、放射線診断治療学講座に西江昭弘教授をお迎えしました。保健学科では、戦略的ポスト再配分において2つのポストを獲得し、今年4月、在宅・慢性期看護学分野に関口浩至准教授をお迎えする予定です。また、病態検査学講座に助教を採用する予定です。
 上原キャンパス事務部においては、昨年4月、鈴木極学務課長、仲本律雄企画課長、崎山英樹管理課長、および仲里隆司医事課長をお迎えしました。

3. 教育

昨年の医学科の医師国家試験の合格率は過去10年間で最も良い成績でした。新卒と既卒を合わせた合格率は95.5%で、全国80大学中19位でした。また、保健学科においても、看護師、保健師、助産師の国家試験の合格率はすべて100%でした(新卒のみ、既卒は受験者なし)。臨床検査技師の国家試験の合格率も全国平均とほぼ同等の77.8%でした(新卒のみ)。素晴らしい結果です。

4. 研究

昨年は医学部・医学研究科において沢山の研究成果が発表されました。先進ゲノム検査医学講座の前田士郎教授、松波雅俊助教らの研究グループは、沖縄県、内閣府、および文科省の支援を受けて、宮古諸島の住民が3つの異なる遺伝集団に分類されることをゲノム解析によって明らかにしました。狭い地域の住民において複数の遺伝集団が存在することを示した世界初の成果です(Mol Biol Evol 2021, IF 16.240)。
ゲノム解析によって明らかになった宮古諸島の人々の由来(本学公式HP)

また、形成外科学講座の清水雄介教授らは、沖縄県およびAMEDの支援を受けて、ヒト組織を企業に提供する審査体制(産業利用倫理審査委員会)を学内に構築しました。日本初の成果です。このことにより日本における再生医療等製品の開発が飛躍的に進展することが期待されます。
製薬企業へのヒト組織提供  日本初の「琉球大学産業利用倫理審査委員会」による承認  難病に対する再生医療等製品の開発加速へ(本学公式HP)

5. 地域貢献

千原キャンパスにおいて昨年8月と9月に行われたCOVID-19ワクチン接種では、医学部・医学研究科・病院から延べ296名を派遣し支援を行いました。近隣の大学もワクチン接種の対象でしたが、接種を受けた沖縄国際大学、キリスト教学院大学、および沖縄県立芸術大学からは感謝の言葉をいただいております。また、沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部や専門家会議への参画、沖縄県COVID-19ワクチン接種の支援、並びに保健所業務の支援などを行いました。

6. 移転

医学部と病院の宜野湾市西普天間地区への移転計画は順調に進捗しています。医学部の開学日および病院の開院日は、3年後の2025(令和7)年初頭を予定しています。病院棟は建設工事が進行中で、医学部棟は今年8月頃から建設工事が始まる予定です。

最後に、抱負を述べさせていただきます。私は、本医学部・医学研究科がさらに発展するように、今年も誠心誠意尽力してまいります。教職員の皆様には、自分の職場に誇りを持って、元気で、楽しく働いていただければ幸甚でございます。新しい年が皆様にとりまして輝かしい一年になりますことを衷心より祈念申し上げ、私の新年のご挨拶とさせていただきます。

2022(令和4)年1月4日
琉球大学医学部長
琉球大学大学院医学研究科長
筒井 正人

2022年度保健学研究科特別プログラム学生募集要項について

OKINAWA GLOBAL HEALTH SCIENCE PROGRAM

「Revision of Application Guidelines, OKINAWA GLOBAL HEALTH SCIENCE PROGRAM(Fall 2022)」(2022年度保健学研究科特別プログラム学生募集要項の訂正について)
 

【掲載物一覧】

(1)OKINAWA GLOBAL HEALTH SCIENCE PROGRAM (2022)(募集要項)

(2)Welcome to the Graduate School of Health Sciences(2022)

(3)Check List

(4)FormⅠ-ⅰ FormⅠ-ⅱ FormⅠ-ⅲ

(5)FormⅡ

(6)FormⅢ

(7)Download[ZIP of MS-Word files](Zipファイル)

 

【掲載場所】
「OKINAWA GLOBAL HEALTH SCIENCE」
URL:https://www.med.u-ryukyu.ac.jp/okinawa-global-health-science

 
*Contact Us(詳細についての問い合わせ先)*
TEL:098-895-1053
Mail:igznyusen@acs.u-ryukyu.ac.jp

保健学研究科の修了生らの論文が、日本学校保健学会「学会賞」を受賞

本学大学院保健学研究科の修了生で,現在,琉球大学教育学部附属小学校養護教諭として勤務している我部杏奈氏らの論文が,日本学校保健学会「学会賞」を受賞しました。
2021年11月5日~6日に愛知県で開催された日本学校保健学会第67回学術大会(Web開催)において,表彰式および受賞講演が行われました。
 
当該論文は,学会誌「学校保健研究」に掲載された原著論文で,書誌情報は次の通りです。

著者名:我部杏奈(保健学研究科修了生),高倉実(保健学科疫学・健康教育学分野教授),宮城政也(教育学部教授),喜屋武享(医学部客員研究員)
論文タイトル:小学生の永久歯齲蝕と社会経済因子および学校給食後の歯みがき時間設定状況との関連.
学術誌名:学校保健研究 2020;62(1):4-10.DOI:10.20812/jpnjschhealth.62.1_1
 

日本学校保健学会賞は,学校保健領域における学問水準の向上を図ることを目的として,学校保健研究として示唆に富む優れた論文の著者に対して授与されるもので,前年度の学会誌に掲載された論文から1編のみ選出される名誉ある賞です。

学会賞選考委員会は以下のように推薦理由をあげています。
「本研究は,小学生の齲蝕がその児童の社会経済因子等とどのような関連があるかを検証した調査研究である。学校現場での調査が難しい健康格差の問題に正面から取り組んで,先行研究で示唆されている知見をあらためて検証・証明するとともに,今後,学校保健現場での応用が期待できる新たな知見も提示している。論文の展開は論理的であり,分析方法やその手順も妥当である。選考委員の評価では,研究の論理性に対する評価が高く,今後の発展性,学校保健分野への貢献度も最上位として評価された。これらの評価の結果,本評価委員会は一致して,学会賞にふさわしい論文と判断した。」

 

第3回「琉大にぬふぁ星講座(医学部体験授業)」を行いました

10月23日、24日の2日間、十分な感染症対策を施し、沖縄県内の高校生を招いて「琉大にぬふぁ星講座(医学部体験授業)」を実施しました。これまでの2回は、5日間の日程で30名を上限としていましたが、コロナ禍のため、2日間、15名に絞って行いました。

体験内容は、模擬授業、実習、医療倫理を考えるグループ討論、OB/OGとの懇談で構成しました。
 模擬授業では、整形外科学講座 西田教授と、感染症・呼吸器・消化器内科学講座 金城助教による講義が行われました。実習は午前・午後の2回に分け、PCR法を用いた血液型の解析(先進医療創成科学講座 山下教授、生化学講座 黒柳教授、医化学講座 海川准教授担当)と光学顕微鏡による人体組織の観察(分子解剖学講座 高山教授、清水准教授担当)を実施しました。医療倫理に関しては、琉球大学病院 地域・国際医療部 金城隆展先生ご指導の下、テレビの報道番組で紹介された事例を用いて、ディベート形式の討論を行いました。そして、OB/OGとの懇談会では、医学部体験授業を経験して医学部医学科に入学した学生3名と交流しました。講座の最後に受講者全員が感想を述べ、筒井医学部長から終了証が手渡されました。

はじめの会では、かなり顔がこわばっていましたが、実習などが進むにつれて緊張がほぐれ、積極的になっていく姿が非常に印象的でした。特に、医療倫理を考える討論では、全員がしっかりと自分の意見を述べ、高校生とは思えないレベルの高さに感動しました。

琉大にぬふぁ星講座(医学部体験授業)は、分子解剖学講座の高山教授、清水准教授を中心に企画し、グローバル教育支援機構アドミッション部門の山田副部門長を中心にして実施されました。

がじゅまる会館にて「凜朔(りんさく)文庫 お披露目会」を行いました。

令和3年8月6日(金)に医学部がじゅまる会館自習室に於いて、「凜朔(りんさく)文庫」のお披露目会が執り行われました。

泉惠得 琉球大学名誉教授及び、故知名凜朔さんのご遺族の寄附により、医学の各分野における専門書を取り揃えた図書コーナーが自習室に設置されました。図書コーナーは、令和元年に病気で急逝した泉名誉教授の甥の知名凜朔さん(当時 医学科4年次)の名前から、「凜朔文庫」と命名されました。
 お披露目会には、知名凜朔さんのご両親、泉名誉教授ご夫妻、筒井医学部長、鈴木教授(指導教員)、大野医学教育企画室長、及び凜朔さんの友人5名(医学科6年次)が参加しました。

筒井医学部長から「医師国家試験対策など、医学部学生の修学に活用させていただきたい」と感謝の辞が述べられた後、泉名誉教授より「志半ばで逝去した凜朔から、同級生と後輩の皆さんへの贈り物です」と凜朔さんの思い出や、医学部教職員に対する文庫設置へのお礼が述べられました。

最後に、知名凜朔さんのご両親より同級生の皆さんに医師国家試験への激励の言葉が贈られ、お披露目会は終了しましたが、参加者の皆さんは寄贈された図書を手に取るなどしながら、しばし凜朔さんを偲んでいました。

凛朔文庫の前で記念撮影:(前列左から、大野医学教育企画室長、鈴木教授、筒井医学部長、
知名凜作さんのご両親、泉名誉教授ご夫妻、後列は凜朔さんの友人医学科6年次)

凛朔文庫に取り揃えた専門書

凛朔さんを偲ぶ、参加者一同

 

医学科学生が第54回日本胸部外科学会九州地方会 学生アワード部門最優秀賞を受賞しました

胸部心臓血管外科学講座の葛原怜さん(医学部医学科4年次)が第54回日本胸部外科学会九州地方会 学生アワード部門で最優秀賞を受賞しました。

2021年7月29日、30日に第54回日本胸部外科学会九州地方会が開催されました(会長:杉尾健二教授、大分大学医学部呼吸器・乳腺外科学講座)。日本胸部外科学会は、心臓・大血管、呼吸器・縦隔、食道と異なる3分野の外科医が一同に集い、横断的に議論を深めることを目的として設立された歴史ある学会です。今回の九州地方会では100題以上の臨床及び基礎研究の成果が報告されました。本学会では外科医を志す学生を対象に、早い段階から胸部外科の魅力を感じ、興味を持ってくれることを願い、医学部医学科学生を対象とした学生アワードが企画されております。

葛原さんは、3ヶ月に渡り心臓手術症例を観察し、人工心肺による生体への影響について考察を深め、古川浩二郎教授、喜瀬勇也助教ら指導の下、過去の研究成果を発展させる形で「体外循環時間と溶血量の相関、腎機能への影響について」と題した発表を行いました。本発表では体外循環時間と溶血量(遊離ヘモグロビン量)が強い相関を示す事、遊離ヘモグロビンによる腎障害を回避するためのハプトグロブリン投与タイミングが人工心肺開始260分である事などを示しました。実臨床での課題を解決に導く有用な研究報告と評価されました。プレゼンテーション内容のみならず、質疑応答についても心臓外科医と同等の知識を有した発表が印象的で、他大学の上級学年生徒の中、厳密な審査によって最優秀賞に選出されたことは特筆すべき事であります。
 
 
【葛原さんの受賞コメント】
 以前から興味があった心臓血管外科で研究ができ、非常に有意義な3ヶ月でした。このような場で評価していただけたのは、ひとえに第二外科の先生方とMEさん達のおかげです。この先の臨床実習や医師となってからも、探究心を忘れず研究に取り組んでいきたいと思います。
 

写真:左から(古川教授、葛原さん、當山先生、喜瀬先生、永野先生)

 

新任教授のご紹介~大学院医学研究科 放射線診断治療学講座 西江 昭弘教授~


 はじめまして、2021年7月1日より大学院医学研究科 放射線診断治療学講座の教授を拝命しました、西江昭弘です。

皆さんは、放射線医療をどのように理解されているでしょうか? 放射線医療は大きく画像診断(単純X線、CT、MRI、核医学検査)、Interventional Radiology(血管造影や経皮的穿刺による治療)、放射線治療の3つの分野に分かれます。ほとんどの診療科の診断から治療に関わり、臨床医から相談を受けることも多いため、放射線科医は時にDr.’s Doctorとも呼ばれる診療を陰から支えるサポーター的存在と言えます。しかし、中には放射線科内で診断から治療まで完結する患者さんもおられ、また緊急血管造影で救命に携わったり、手術の困難ながん患者さんに放射線治療を行ったりなど、第一線での役割もあります。幅広い知識や思考、技術の習得が求められますが、やりがいも非常に大きく、また、画像診断、放射線治療機器の開発は日進月歩の勢いで進んでおり、決して飽きることがありません。
 琉球大学でもその進歩に並行するように、基礎的、技術的、臨床的な側面から多岐に渡った最先端の研究を行っており、当教室オリジナルの教育システム、各科とのカンファレンスや直接指導を通じて、診療・研究・教育が三位一体となった放射線医療を実践しています。

当教室は、常日頃から互いを気遣い、助け合えるアットホームな教室です。その強みを大事にしながら、診療・研究・教育上の問題点を積極的に抽出し自ら解決していける教室づくりを心掛けていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

保健学科 當山紀子講師が自治体での新型コロナウイルスワクチン接種業務を支援

令和3年7月13日(火)、新型コロナウイルス感染症対策における予防接種業務のため、西原町保健センターで医学部保健学科地域看護学分野の當山紀子講師が保健師として支援を行いました。

沖縄県では昨年7月下旬から新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、現在は緊急事態宣言が延長されています。新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすという新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の目的に照らし、全自治体において、新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種体制の構築が進められていますが、ワクチン接種業務を期間限定で担う看護師等の確保が課題の一つとなっていました。そこで、厚生労働省から全国保健師教育機関協議会や日本看護系大学協議会などに「新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種への支援について」協力依頼が通知されました。看護師、保健師として勤務経験のある當山紀子講師は、西原町保健センターにおける予防接種業務支援へ赴きました。

當山紀子講師は、予防接種会場にて、薬液の充填等のワクチン接種準備と高齢者、高齢者施設等の従事者、保育士等を対象に100名程のワクチン接種を担当しました。今後益々ワクチン接種が普及し、新型コロナウイルス感染症が早期に収束することが期待されます。
 

ワクチン接種会場にて(保健学科地域看護学分野 當山紀子講師)

 

新任教授のご紹介~大学院医学研究科 救急医学講座 梅村 武寛教授~


 皆さま、はじめまして。2021年4月1日より琉球大学救急医学講座教授を務めています梅村武寛です。

皆さまは、救急医学と聞いてどのような事を考えますか。以下に私の経歴を記し、自分の考えを述べてみようと思います。

私は、1995年に熊本大学医学部を卒業後、同大学の整形外科教室で医師の一歩を踏み出しました。その研修中に整形外科の最若手医師であることから四肢・脊椎外傷の初期対応から手術までを行うことはもちろんですが、多発外傷の診療時では各診療科(脳外科、外科等)の手術助手を務めたり、産科の緊急帝王切開の助手を務めたり、はたまた急性冠症候群(心筋梗塞)で循環器内科の助手をしたり、様々な経験をしてきました。当時、確固たる自分の将来を描いていたわけではなく、ただただ目の前の患者さんに全力で対峙するのみでした。いったい自分がどのような医師になるべきなのかを自問した際に、外傷に限らず重篤な患者さんを目の前で失わない様にしたい、全身管理と生命維持を確実に行えるようになりたい、そう考えて2002年から福岡大学病院救命救急センターで救急医としての研修を始めました。救急医として重症多発外傷の整形外科的手術を行い、その全身管理を学びながら救急・集中治療領域の研鑽を積みました。病院前救護教育(救急救命士養成校の講師)や、災害医療(東日本大震災など)に関わりだしたのもこの時です。2014年には沖縄に赴任し、前任地の救命救急センターで沖縄県内と県外式の各々の特徴を取り入れた救急医療体制を構築しました。昨今の新型コロナ感染症対策では、県庁内で行政や警察・消防・海上保安庁・自衛隊と協働してきました。

以上の様に救急医学は、医学の各領域だけにとどまらず、医療外の領域とも協働し、多種多様な考え方、行動が求められることが特徴だと考えます。また社会との関わりが多く、医療だけに限らない様々な物事を俯瞰的にとらえることが求められる分野でもあります。

皆さまが当大学で学び、ここ沖縄県全体を俯瞰的に眺めることができる救急医を育成することをこれからの目標とし頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。