国際交流 International Relation

協定校

大学間交流

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部局間交流(医学部)

部局間交流協定(医学部)PDF

医学研究科/医学科

教育

医学科の3年次に、約3か月にわたり実際に医学研究に携わる、「医科学研究」のプログラムがあります。
いくつかの条件があり、医学部の講座と交流のある海外の研究室でこの科目を履修してもらうことができます。
これまでに、共同著者として学術論文に名を連ねた学生もいます。

学生交流

臨床実習における国際交流

課外活動

医学科の課外活動における国際交流としては、熱帯医学研究会(熱医研)の活動が代表格かと思われます。 熱医研は医学科二期生が初代部長で創部し30年を超えます。 創部当時よりタイのチェンマイ大学医学部との交流(訪問・受け入れ)を自主的に開始し、コロナ禍となるまでほぼ毎年継続し、卒後医師になってからも交流が継続し、協力体制が確立されるケースも出ています。
 他にラオス、ベトナム等でも研修しています。 (付記:本交流経験者のチェン大卒の医師がタイのタマサート大学の教員となり、琉球大学との交流希望を申し出て、現在協定校として正規臨床実習も開始されました。)

タイのチェンマイ大学医学部との交流

研究活動・国際貢献

医学科は、沖縄県という中国や東南アジアの国々と国境を接する亜熱帯地域に立地する個性豊かな学科です。そのような特色を最大限に活かして、琉球大学医学部医学科は、様々な国際共同研究、国際貢献を進めております。大学間または部局間の国際交流の一環として、
1) 大学間交流協定締結4大学
2) 医学部部局間交流協定締結11大学を基盤にした活動があげられます。
 AMED研究費、科学研究費等を活用して学術面でいくつかの共同研究が実施されており、教員研究者の相互訪問等、年々活発化しております。

研究活動・国際貢献

保健学科/保健学研究科

教育

グローカルな人材育成を達成するために、学部教育・大学院教育において、様々な機会を提供しています。学部教育では国際環境保健、国際保健概論、国際看護といった科目を設定しています。 また海外の協定校との共同研究は大学院生だけでなく、学部生の卒業研究を実施の機会も提供しています。 大学院では、英語での教育によるOkinawa Global Health Scienceコースを開講し、多くの留学生と日本人が共に学んでいます。 JICA沖縄との連携によって途上国の実務家とともに実践能力を学ぶ機会も提供しています。

海外の協定校との共同研究

学生交流

保健学科では、タイ国チェンマイ大学看護学部との学生交流事業を30年以上継続して実施してきました。 相互に学生を1週間程度受け入れし、相互の看護や保健の現状と課題を学んでいます。現在タイ国での実習によって、単位を取得できるように検討しています。 大学院では、フィリピン・インドネシア・ラオス等に大学院生を派遣し研究を実施、またこれらの共同研究機関から大学院生の受け入れを行うなど、研究事業のなかで学生交流が活発です。 2019年には台北医科大学とは相互の大学院生の受け入れを行い短期の研修コースを実施しました。

タイ国チェンマイ大学看護学部との学生交流事業

課外活動

URICは2018年に結成された新しいサークルです。保健学科の学生が中心となって、国際保健だけでなく広く国際協力を学んでいます。 夏休み等を理由して海外渡航をし、現地で活動するNGOを訪問、沖縄県内で社会的弱者にたいする保健事業施設を訪問し、これらの活動と歴史を自主的に学んでいます。 またJICA沖縄センターにおいて、海外から学びにきている研修生と交流したり、県立看護大学等県内の保健医療系で国際協力に興味を持つ学生との交流会を企画したりして学びを深めています。

URIC

研究活動

現在では、抗生剤に抵抗性を示す薬剤耐性菌は医療機関に限定されず、コミュニティや環境にまで広く拡散しています。 病原体検査学分野では、ベトナムやインドネシアといった東南アジアの研究機関と共同研究を行っており、これら薬剤耐性菌の分子性情について解析しています。  国際地域保健学分野では、ラオス・フィリピン・インドネシア等の研究教育機関とともに地球規模の地域保健課題を広く扱った研究を実施しています。研究だけでなく低中所得国の政策や国際戦略に還元できる体制をシンクタンク運営や関連機関連携によって強化しています。

ベトナムでの検体収集の風景 ベトナムでの検体収集の風景

国際貢献

ラオス国における5年間のJICA草の根プロジェクトが採択され、2021年 の開始に向けて国際地域保健学分野を中心に準備を進めています。母子保健プログラムが大きな成果が得られている中で、取り残されている僻地に住む少数民族を対象に「貧困僻地郡における女性のエンパワメントによる母子保健強化プロジェクト」を5年間にわたって行います。プロジェクトで実践される戦略は、現地での長年の研究成果と作られた人間関係が生かされています。保健学研究科大学院生のプロジェクト運営と学部生の学ぶ機会が設定されています。

■保健学科/保健学研究科の国際貢献活動
JICA課題別研修

ラオス国JICA-琉球大学「貧困僻地郡における女性のエンパワメントによる母子保健強化プロジェクト」

貧困僻地郡における女性のエンパワメントによる母子保健強化プロジェクト