平成29年度新ニーズに対応する九州がんプロ養成プラン講演会を開催しました

平成29年12月26日(火)18:30より、琉球大学医学部臨床研究棟にて、「平成29年度新ニーズに対応する九州がんプロ養成プラン講演会」を開催しました。

講師に長崎大学大学院臨床腫瘍学分野教授(長崎大学病院がん診療センター長)の芦澤和人先生をお招きして「長崎大学がんプロおよびがん診療センター10年の歩みと今後」と題しご講演をいただき、教職員や学生をはじめ、合計37名が参加しました。

芦澤先生からは、長崎大学での実例を交えながら、第1期がん対策推進基本計画以降の政策としてのがん対策とがんプロの歩みを分かりやすく丁寧に説明いただき、がんプロの必要性と本県における実臨床でのがん対策・医療水準向上の必要性を改めて認識することができました。
  そして、長崎県と沖縄県で共通している「離島を持つ県」という意味でも、医療上の特殊性や苦労を共有できるような貴重な講演会となりました。

また、講演会の後には、臨床医からのがん患者の疼痛緩和・QOL向上、がんプロ担当教員からのe-learningをはじめとした教育プログラム・コンテンツについて活発な議論及び質疑が行われました。

講演を行う芦澤先生

開会挨拶をする石田学部長・研究科長

講演のもよう