ICN Congress 2019 Singapore 参加報告について

2019年6月27日(木)~7月1日(月)にシンガポール(Marina Bay Sands)で開催された2019 ICN 大会( International Council of Nursing Congress ) に参加しました。ICN大会は、国際看護師協会が主催する世界最大規模の看護学会で、今年も約140ヵ国から5000名が参加し、看護職の圧倒的なPowerを感じました。

「Beyond Healthcare to Health」をテーマとした基調講演やシンポジウム、ワークショップが開催されました。また、口演600題、ポスター1500題の発表があり、保健学科から3題の研究報告、附属病院看護部から救急部におけるPNS(パートナーナーシングシステム)に関する実践報告を行いました。

世界最大の死因であるNCDs(Non-Communicable Diseases:非感染性疾患)対策が喫緊の課題とされており、人々のよりよい健康、QOL向上に向けて、看護職はHealthcareの提供にとどまらず、地域や他団体との連携・協働の強化に向けてリーダーシップを発揮するなど、さらなる役割機能の拡大が求められていることを実感しました。今後、保健学科においても附属病院との共同研究を推進し、琉球大学から世界に向け“看護の知”の発信に努めたいと思います。

 

ICN Congress Opening Ceremonyの様子

 

大学院博士後期課程修了生 兼城 縁子さん

 

救急部 神村さん(左)兼城さん(右)