RI実験施設(学内措置施設)
RI実験施設は、昭和58年11月科学技術庁による承認を受け、3階建て延べ約1,200mの管理区域からなる学内共同利用施設として開設され、医学部放射線安全委員会ならびにRI実験施設運営委員会の指導の下、施設長(併任)、施設主事(併任)、教務職員(専任)、事務補佐員(非常勤)の4名が、利用者に対する定期的な教育訓練、被ばく管理、ならびに施設の安全管理等の業務を担当しています。
当実験施設には、RI測定用機器室に加え、生化学・分子生物学実験室、動物実験室および動物飼育室、ならびにP2レベルの細胞培養室が設置されています。過去数十年間、RIは医学や生物学的研究の発展に輝かしい功績を残してきましたが、近年は実験系のNon-RI化が進行し、以前に比べると当実験施設の利用頻度も減少しております。しかしながら、RI標識の特性である、化学的特性を変えることなく高感度で目的物質を検出しうるという利点から、RIを用いる研究者の教育および研究支援を行っています。
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RI施設外観 | β線測定室 |
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液体シンチレーションカウンタ | 放射線中央監視装置 |