育成医学

育成医学ご紹介

講座名育成医学
講座サイト育成医学
スタッフ教授 中西 浩一 : knakanis@med.u-ryukyu.ac.jp

診療教授 百名 伸之
准教授 知念 安紹
講師 吉田 朝秀
助教 兼次 拓也
助教 呉屋 英樹
助教 金城 紀子
助教 浜田 和弥
助教 浜田 聡
病院助教 仲村 貞郎

概要

育成医学(小児科)講座は、診療の対象疾患領域が多彩であり、それぞれのスタッフの専門領域が研究の対象となっている。それぞれの分野での研究を積極的に進めていく方針である。具体的内容は以下の通りである。

 

<小児腎臓病>

◎腎炎・ネフローゼ症候群に対する臨床治療研究
●厚生労働科研研究(JSKDC)
●小児IgA腎症治療研究会
●小児難治性腎疾患治療研究会
◎遺伝性,先天性腎疾患に関する研究
●アルポート症候群に関する研究
●ネフローゼ症候群の原因遺伝子に関する研究
●多発性嚢胞腎に関する研究
◎慢性腎疾患の発症・進展機序・管理に関する研究
 ●IgA腎症に関する研究

 

<小児血液・腫瘍性疾患>

◎小児血液腫瘍疾患に対する多施設共同試験
●日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)
●日本小児がん研究グループ(JCCG)
◎難治性進行神経芽腫に対するKIRリガンド不一致臍帯血移植の有効性についての多施設共同試験
◎リツキシマブを用いた小児難治性慢性ITP治療の有効性の検討
◎造血細胞移植後の慢性消化管GVHD患者に対する経口ベクロメタゾン試験
◎同種造血細胞移植後合併症である慢性GVHDにおける循環血中の抗原提示細胞に発現するNKG2Dリガンドの病態関与への役割の解明
◎小児同種造血細胞移植後早期に発症する心膜炎発症のメカニズムの解明

 

<先天性代謝異常>

◎先天代謝異常症の新生児マススクリーニング
◎先天代謝異常症における細胞内代謝に関する研究

 

<小児膠原病・リウマチ性疾患>

◎小児期発症リウマチ性疾患の我が国における疫学調査についての多施設共同研究
◎全身型特発性関節炎に合併するマクロファージ活性化症候群の診断基準についての多施設共同研究
◎若年性皮膚筋炎に合併する間質性肺炎の病態と特異的な自己抗体との関係に関する研究
◎中條-西村症候群類似新規疾患の臨床的・分子生物学的病態解析
◎小児期発症リウマチ性疾患の移行期医療について(移行期の心理的要因と治療効果について)

 

<新生児疾患>

◎新生児重症呼吸循環不全症例の予後の改善をめざした集学的治療戦略の検討
◎低出生体重児の子宮外発育遅延(EUGR)を回避するための治療戦略の検討

 

<小児内分泌疾患>

◎小児がん経験者(CCS)における内分泌疾患の検討

 

<小児神経・筋疾患>

◎難治性てんかんの発達予後改善のための先端治療の導入
◎脳波異常と発達障がいとの関連の解析および治療法の検討
◎筋疾患の診断と予後・QOL改善のための取り組みの検討
◎重症心身障がい者・児の栄養・QOL改善のための医療的介入の検討

 

<小児アレルギー疾患>

◎基礎疾患・合併症を有する難治性アレルギー疾患の病態研究
◎アレルギー疾患の発症予防およびアレルギーマーチ(アレルギー性疾患の連鎖的な発症)の抑制を目的とした介入研究

 

<希少・難治性疾患の治療研究と分子生物学的病態解析>

◎小児稀少・未診断・難治性疾患に対する解明の取り組み(IRUD-P)

 

大学院での研究指導内容

以下の分野における治療研究と分子生物学的病態解析
・小児腎臓病
・小児血液・腫瘍性疾患
・先天性代謝異常
・小児膠原病・リウマチ性疾患
・新生児疾患
・小児内分泌疾患
・小児神経・筋疾患
・小児アレルギー疾患
・難病・希少疾患