脳神経外科学

脳神経外科学ご紹介

講座名脳神経外科学
講座サイト脳神経外科学
スタッフ教授 石内 勝吾 : ishogo@med.u-ryukyu.ac.jp

特命准教授 髙木 博
講師 菅原 健一
助教 宮城 智央
助教 外間 洋平
助教 長嶺 英樹
助教 西村 正彦
助教 金城 雄生
助教 國仲 倫史
助教 片桐 千秋
大学院生 博士課程 小林 繁貴
技術専門職員 藤原 京子

概要

脳神経外科は、初代六川二郎教授(1975-1997)により、昭和56年(1981)12月に琉球大学医学部附属病院脳神経外科、ついで昭和59年(1984)4月には医学部脳神経外科学講座が開設されました。2代吉井與志彦教授(1997-2009)の後を受けて、平成21年6月に、石内が三代目の教授として群馬大学脳神経外科から赴任いたしました。

石内はグルタミン酸受容体と脳疾患との関連を特にグリア細胞に着目して解析してきました。最近の成果は、カルシウム透過性AMPA型受容体のグリア-神経回路網での役割(Science 2000)、グリオーマの脳浸潤能に関する研究(Nature Medicine 2001)、がんにおけるグルタミン酸-カルシウム透過性AMPA型受容体Aktシグナリング(J Neurosci 2007)という新しい情報回路網の発見があります。これ等の研究成果は悪性脳腫瘍の新規治療剤の開発へ結びつき、臨床試験で画期的な成果が認められています(J Clin Oncol 2009)。「脳科学を基盤とする脳神経外科学の発展」を目標に、若い研究者や医師と脳科学の魅力を共有し、一生涯に渡り学問を行う重要性を教育したいと考えております。

大学院での研究指導内容

・ 脳外科疾患に伴う脳機能障害の病態解明
・ 障害された脳機能の賦活獲得に関する脳賦活科学の構築
・がんとグルタミン酸受容体の解析
・神経幹細胞の分化に関する解析