平成30年度(第33回) 沖縄県医科学研究財団 研究奨励賞と研究助成の受賞しました

第33回 公益財団法人沖縄県医科学研究財団 表彰および授与式が平成31年2月4日(月)、那覇市内のホテルにて開催されました。琉球大学医学部および附属病院に所属する4名の研究者が研究奨励賞および研究助成を受賞し、宮城信雄 同財団理事長(沖縄第一病院理事長)から賞状および助成金を授与されました。おめでとうございます。

本財団は、株式会社白石(那覇市)の創始者である故白石武八郎氏(琉球大学でいご会初代会長)が、沖縄県における医療の質の向上のために様々な支援を行われ、また琉球大学医学部設立にも尽力されたことを受け、氏の御遺族が長年氏の診療にあたった故大澤炯教授(当時の泌尿器科教授)に御芳志を託され、沖縄県における医学研究の促進のために設立されました。同財団からは、沖縄にゆかりのある研究者が行う、沖縄に関連のある研究や先進性の高い研究に対して、研究奨励賞や研究助成が与えられます。

今回、本学から以下の4名の医師・職員が受賞されました。また、功労賞には許田英子先生(浦添看護学校顧問)が選ばれました。

 

【研究奨励賞】

山城 恒雄 氏(琉球大学医学部附属病院放射線科 講師)
「4次元呼吸ダイナミックCTを用いた胸部の動態解析とその臨床応用」

金城 武士 氏(琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科学講座 助教)
「沖縄県における呼吸器感染症の疫学と臨床像の解明」

 

【研究助成】

大平 葵 氏(琉球大学大学院医学研究科皮膚病態制御学講座 大学院生)
「沖縄県に多発する頭部血管肉腫の予後因子の探索」

ヘルマワン イダム氏(琉球大学大学院医学研究科細菌学講座 技術補佐員)
「沖縄県における土壌からの病原性レプトスピラの分離」

 

式典の様子。前列が受賞者の5名。