医学部保健学科が国際シンポジウムをJICA沖縄と共に開催しました

医学部保健学科とJICA沖縄が、2019年2月18日に第2回国際保健シンポジウム(The second International Symposium on Global Health)をJICA沖縄国際センターにて開催しました。

シンポジウムでは、海外からの参加者に加え、保健学科が技術協力しているJICA研修プログラム(地域保健システム強化による感染症対策、公衆衛生活動による母子保健強化)に参加している海外からの研修員、保健学科の教員・大学院生らが参加しました。

台北医科大学 Hung-Yi Chiou 教授らによる台湾での乳がんスクリーリングの有用性、本学の平井 到 教授による薬剤耐性菌対策などの教育講演に続いて、本学の大学院生、インドネシア国マトラム大学講師(公衆衛生学)、ラオス国基幹病院の医師(院内感染対策)らによる研究発表が行われました。

このシンポジウムを通じて参加者は、専門知識・発表技法の習得、国際ネットワークの形成、科学的根拠に基づく保健医療実務の理解などを達成しました。台北医科大学のChiou教授、Betty 教授からは、「大変有意義なシンポジウムであった。特に大学院生の発表はレベルが高く評価できる。」との言葉をいただいています。

(投稿者:国際地域保健学分野教授 小林 潤 教授)