附属病院病理部の臨床検査技師が医学教育等関係業務功労者表彰を受賞しました

平成31年3月6日に文部科学省において医学教育等関係業務功労者表彰式が行われ、医学部附属病院病理部 臨床検査技師の仲宗根 克氏が表彰されました。

この表彰は、大学における医学又は歯学に関する教育、研究若しくは患者診療等に係る業務に長年従事され、顕著な功績のあった者に対して行われるものです。

仲宗根氏は昭和57年に琉球大学保健学部を卒業し、臨床検査技師、細胞検査士、国際細胞検査士の資格を取得した後、平成6年から琉球大学医学部附属病院検査部病理室に奉職、平成12年の病理部発足に伴い病理部に異動し、現在に至ります。以降、病理診断・病理解剖の業務に従事し、精度管理を創意工夫し、病理部の運営に精励するとともに、医学科および保健学科学生の指導教育に永年関わってこられました。

さらにがん基本法の設定以来、がん拠点病院の必要条件である細胞検査士として、本院の婦人科領域や昨今の迅速細胞診・ベットサイド細胞診など全科的に貢献しました。

また、本院内での細胞検査士を育成するとともに、沖縄県臨床細胞学会・教員委員会委員長として県内病院・施設の若手技師に対して細胞診教育を実践し、沖縄県における多数の細胞検査士育成にも貢献しています。

仲宗根氏は今回の表彰に対して、「私どもの業務は裏方ですが、評価・推薦して頂いた先生方に感謝し、さらに発展するために今後とも精進していきたい。」と喜びとともに今後の抱負を述べられています。