日本医療研究開発機構(AMED)への研究費申請採択

日本医療研究開発機構(AMED)の令和2年度 「女性の健康の包括的支援実用化研究事業-Wise」にシステム生理学講座 宮里実教授の申請した課題、「骨盤臓器脱及び下部尿路疾患の網羅的情報に基づいた選別化と個別化治療戦略」が採択されました。

骨盤臓器脱は女性特有のライフイベントに起因し、女性の合計特殊出生率が日本一を誇る沖縄県においても潜在患者は多いことが予想されます。3年間の研究で、沖縄県中高年女性の骨盤臓器脱患者のゲノム解析及びレジストリを基に発症予測モデルを構築し、新たな予防戦略と先端治療の開発を目指すものです。

本事業は、学内の泌尿器科学、ゲノム医科学、臨床薬理学、産婦人科学、整形外科学、生物統計学の専門家が連携して行う研究で、琉球大学から質の高い臨床研究を展開していき、その成果を全国に適応したいと考えています。