保健学科 国際地域保健学分野の野中大輔准教授が第3回竹内勤記念国際賞を受賞

2021年3月15日、野中大輔准教授(保健学科国際地域保健学)は、公益財団法人大山健康財団による第3回竹内勤記念国際賞を受賞しました。

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この賞は、橋本イニシアチブの学術顧問として我が国の国際寄生虫対策を先導された故竹内勤教授(慶應義塾大学医学部元教授、長崎大学熱帯医学研究所元所長)の偉業を引継ぎ発展することが期待される研究者等に授与される賞です。野中大輔准教授は、橋本イニシアチブの下で進められた寄生虫対策プロジェクトに、青年海外協力隊やJICA短期専門家として参加しました。加えて、マラリアに関する予防・受療行動、健康教育等の研究を行ってきました。

研究論文は、世界保健機関の文書に引用され、東南アジアにおけるマラリア対策政策の策定に貢献しました。野中大輔准教授は現在、保健学研究科の沖縄グローバルヘルスサイエンスコースを通して、アジア・アフリカからの留学生に対する研究指導も行っています。これらの業績によって、賞が授与されました。

 

授賞式の様子

<中央:野中 大輔准教授>