第十一管区海上保安本部より洋上救急協力の表彰を受けました。

去った6月24日(金)本学部附属病院の近藤豊先生が第十一管区海上保安本部からの救急要請の協力に対して琉球大学医学部附属病院長室にて表彰をうけました。

昨年11月14日、沖縄県近海鮪漁業協同組合から、第十一管区海上保安本部司令センターに、乗組員同士がけんかし一人が刺されて負傷したという洋上救急の要請があり、救難ヘリコプターに近藤先生が同乗し揚収された患者に救急対応をされました。

近藤先生のコメント

近藤 豊 先生このたび第十一管区海上保安庁より表彰状を頂き非常に有り難く思っております。平成22年の秋に沖縄本島から遠く離れた漁船にて患者が腹部と頚部を刺されたという要請を聞きすぐに現地に行く準備を致しました。実際に海上保安庁のヘリで現地に行き、悪天候の中での救出•治療となりましたが無事に患者を救命できたことが何よりも嬉しく思っております。沖縄の救急医療は他県と比べると離島が多い、医師不足等の多数の問題を抱えておりますが、その中で働く沖縄県内の医師はより一層責任感を持ち救急医療に取り組んでいます。

今日の表彰を嬉しく思いつつもこれに満足することなく、今後とも沖縄の救急医療のために貢献していきたいです。

琉球大学大学院医学研究科救急医学講座 助教 近藤豊