大学院医学研究科/医学科

大学院医学研究科

 

大学院医学研究科博士課程(医学専攻)は、医学分野全般において特色ある研究を通して将来の医学研究・先端医療を開拓し、次世代を担う優秀な人材を育成します。また、修士課程(医科学専攻)は、医学を取り巻く周辺領域の人材を幅広く受け入れ、生命科学としての医学、また高度医療を支えるチーム医療において指導的役割を担う人材を育成します。

このような目的を達成するために大学院への入学資格要件を大幅に拡大し、多様な人材を資格審査によって受け入れる制度を整備したほか、社会人大学院生の受入れを積極的に行っています。

研究面では、①沖縄の健康長寿に関する研究、②亜熱帯特有の疾病に関する研究、③沖縄の社会医学・疫学に関する研究、及び④再生・再建医学の研究を柱とした特色ある基礎的・臨床的研究を推進しています。

医学部医学科     琉球大学の新しい医学教育プログラム

本学医学部医学科は、沖縄県唯一の医育機関であり、「地域特異性を生かした先端医学研究」及び「地域完結医療構築のための島嶼循環型の医師の育成・輩出」をミッションとしています。さらに、2015年に返還された西普天間住宅地区跡地に建設される沖縄健康医療拠点の中核としてのミッションも合わせて持っています。6年間の医学教育を通じて、高い学術能力と豊かな人間性を兼ね備え、患者さんに信頼される医師及び医学・生命科学のすぐれた研究者になるべき人材を育てます。

本学科では、7つの卒業時コンピテンス、卒業時に身につけておくべき資質(学修成果)を明示しています。このコンピテンスを身につけた人材を育成するために、特徴的な教育プログラムを展開しています(下図)。1年次入学後すぐに、シミュレーション演習として、コミュニケーションスキル能力の涵養、シミュレーターを利用した診察・治療の模擬体験、医療倫理教育を実施しております。さらに、生物未履修者への対応も考慮して、医学に必要な理科知識を分子細胞生物学として集中的に教育する取り組みをしています。研究者マインド涵養の取り組みとして、1年次からの講座での研究を推奨し、3年次には3か月間の海外、国内を含む基礎医学・臨床医学両方の研究室でのベンチワークを全員が行います。地域医療への関心を高めるために、3年次学生全員に離島での病院見学実習を実施し、希望する学生には、県外過疎地での医療実習、離島における医療を体験する学生主体のセミナー、宮古島など離島診療所での参加型臨床実習も行います。臨床実習は、実践力の高い医師の育成を目的として、研修病院として全国的に有名な県立中部病院と協力し、1か月間単位での参加型臨床実習を実施しております。また、現在、海外の大学医学部(現在4大学、2大学追加予定)と提携を結び、10名余りの学生が海外の大学で臨床実習をするとともに、同数程度の海外の医学生が実習に訪れます。琉球大学医学部は、今大きな転換期にあり、新しい特色ある教育プログラムを教員・学生全員で作っています。

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