大学院医学研究科/医学科

大学院医学研究科

大学院医学研究科博士課程(4年間)には、医科学専攻並びに感染制御医科学専攻の2専攻を設置しており、前者は医学の分野全般において自立して研究を行い、課題解決能力を備えた基礎・臨床研究者を育成し、また後者は感染症制御に特化した特色ある研究を通して専門的な学識を備え、地域社会的・国際社会のニーズに対応した指導的人材を育成しています。

また、修士課程(医科学専攻;2年間)は、医学を取り巻く周辺領域の人材を幅広く受け入れ、生命科学としての医学、また高度医療を支えるチーム医療において指導的役割を担う人材を育成します。

このような目的を達成するために大学院への入学資格要件を大幅に拡大し、大学を卒業した者以外の多様な人材を資格審査によって受け入れる制度を整備したほか、社会人大学院生の受入れを積極的に行っています。研究面では、生活習慣病、がんなどの診断、治療の研究のほか、沖縄の地域特性をふまえた感染症研究、長寿県沖縄の復活を目指す生活習慣病予防、島嶼環境下での特徴的な遺伝性疾患の原因遺伝子の特定・遺伝子診断・遺伝子治療に向けた研究、亜熱帯生物資源の健康応用などの特色ある基礎的・臨床的研究を推進しています。

医学部医学科

医学科は、高い学術能力と豊かな人間性を兼ね備え、患者さんに信頼される医師および医学・生命科学の優れた研究者になるべき人材を育てます。そのために、基礎医学と臨床医学の教育を行い、学生の知識・技能はもちろん、日進月歩し、多様化する医学・医療に対応できる応用力を培います。同時に、医師としての倫理観や幅広い素養につながる日常生活での意識および行動を学生に求め、それを教員や医療スタッフがサポートします。また、亜熱帯という地域特性と東南アジア諸国との交流を生かした特色ある授業や課外活動も進め、国際性豊かな医師であることも教育目標の一つです。さらに昨今、医師不足の地域あるいは診療科の偏在などから明らかになってきた医師不足対策として「地域枠」を設けて学生定員を増やし、地域医療に貢献できる人材も育成しています。

医学科は、基礎系と臨床系の分野が有機的に連関し、教育、診療、研究体制を整え、6年一貫教育を行います。4年次までは基礎医学系、臨床医学系の基礎的知識の修得、実験、実習が主体ですが、5年次からは患者さんを対象とした臨床実習を指導します。6年次の9月からは卒業試験が続き、卒業資格のある者が医師国家試験を受験します。これに合格して初めて医師となりますが、2年間初期臨床研修が義務となっています。各診療科は他の教育病院や地域医療施設と協力して卒業生の研修を指導します。研修後、多くの者は大学病院や他の病院の臨床医として、更に研鑽を積み、専門医、指導医を目指します。臨床医として研究を行う者、基礎的な生命科学の領域の研究を目指す者や社会医学の分野で貢献するとする者もいます。そのためには、大学院博士課程へ進学することが大事です。このように、医学科は卒業後も皆さんと関連が深く、ともに医療、研究に携わります。

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