病に苦しむ人を一番近い距離で助けてあげられる仕事につきたい

久場 絵里子 久場 絵里子
平成16年度医学部医学科卒業
琉球大学医学部 第二内科
皆さん、こんにちは。私は琉球大学医学科18期生の久場絵里子と申します。私は生まれも育ちも沖縄で県立開邦高校理数科を卒業し、1998年に琉大医学部に入学、6年間学生生活を過ごしました。私が医師を志したきっかけは身近な人が心の病になったことでした。当時、中学生だった私は将来の職業について考えていたときでした。健康で明るい笑顔を見せていた人間が、日々の生活から何を感じ、なぜ病気になってしまったかに興味を持ちました。そして病に苦しむ人を一番近い距離で助けてあげられる仕事につきたいと思い医学部に進学しました。学生時代、最も記憶に残っているのはポリクリ実習です。それまで医学は紙の上での勉強しかしていませんので、臨床現場は毎日が目まぐるしく、1日に何十人の患者さんを診察しては、教科書片手に指導医の声に耳を傾けていました。指導医は学生に優しく指導してくださり、また実習班のメンバー達は互いに協力し教えあい友情を育みました。現在は内分泌代謝専門医を目指して第二内科に入局しています。病棟では診療の他に医学生の教育にも携わっており、琉大卒業生として少しでも後輩達の支えになれるよう充実した日々を送っています。このメッセージを読んでくださっている沢山の学生や研修医の皆さんとの出会えることを楽しみにしています!