国際地域保健学

○研究の内容

  1. 国際的学校保健普及事業とそれに関する政策研究、実施介入研究
    (タイ、ラオス、ケニア、ニジェール等)
  2. 開発途上国における貧困僻地の地域保健(保健情報・保健人材管理・母子保健等)
    (ラオス等)
  3. 開発途上国におけるマラリア・エイズ等感染症対策研究
    (ラオス等)
  4. 難民・移民の保健医療支援とそれに関する研究
    (タイーミャンマー国境)
  5. 国連開発目標に関する政策研究
  6. 在沖縄外国人の保健医療に関する研究(新規検討中)

○講座のアピールポイント

研究だけでなく開発途上国の事業の実践を行っています。実践に基づいた研究、研究にもとづいた実践を行っています。海外での保健医療を経験してみたい人、国際保健のプロを目指したい人、いろいろなレベル・モチベーションに対応した指導を目指します。研究だけでなく実務者の養成という点でも指導を積極的にしています。タイ、ラオス、ケニア、ニジェール等の研究フィールドをもっていますので学部学生・大学院生の研究フィールドとして提供が可能です。
以下WEBをご覧ください。教室に事務局を設置予定です。

国際学校保健コンソーシャム (国際的学校保健の普及をめざしたシンクタンク)
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/schoolhealth/schoolhealth.jp/
メータオクリニック支援の会 (ミャンマー難民保健医療支援)
http://japanmaetao.org/

小児看護学

当分野は小児看護学を専門領域とし、学部教育では母子看護学講座、大学院保健学研究科では人間健康開発学領域に属します。学部教育では主に「小児看護学」、「小児看護実践学」、「遺伝看護学」、「小児看護実習」等の講義や演習、実習を担当し、大学院では母子看護・遺伝看護に関する特論および演習を担当します。
現在、当分野では、発達障がいや遺伝性疾患のある子どもたちと家族に対する看護的支援、幼児の睡眠に関連した研究に取り組んでいます。この研究分野は実態調査から始める必要があり、現在はその調査を行っています。今後は実態調査の結果を地域および医療の現場に還元し、発達障がいや遺伝性疾患に関する啓発、小児保健の推進に役立てたいと考えています。

母性看護・助産学

当教室は、母性看護学・助産学を専門領域とし、女性のライフステージ各期のリプロダクティブ・ヘルスに関わる人材育成および研究を実施しています。

また、助産実践に必要な専門知識を深化し、日本の助産師の優れた伝承技術のエビデンスを明らかにすること、並びに、国内外の母子保健活動を理解し、国際的な視野をもって、アジアをはじめとする海外での助産活動に貢献できる助産師育成を目指しています。