医化学
準備中
準備中
真核生物のタンパク質遺伝子の発現は、ヒストン修飾などのエピジェネティックな制御、転写、転写後プロセシング、mRNAの安定性や翻訳制御など、さまざまな段階で制御されています。
本講座は、真核生物の遺伝子発現制御機構、特に、mRNA前駆体の転写後プロセシングを制御する個体レベルでの「細胞暗号」の解明などの基礎研究と、遺伝子変異や遺伝子発現制御機構の破綻に起因する疾患の病態発現機序の解明および治療法の開発を目指して研究を展開しています。
・腫瘍の臨床病理学的解析
・腫瘍幹細胞的性格を有する細胞分画の研究
・実際の病理診断で経験する症例に立脚した研究
以上のような研究テーマを中心に研究環境の構築・整備を進めており、今後、講座HPも開設予定としております。他の研究テーマに興味がある方とも話をさせていただきたいと考えております。病理学研究に興味のある方は是非ご連絡ください。
悪性リンパ腫をはじめとする造血器腫瘍は、その臨床病理学的特徴、分子生物学的特徴が詳細に解析されており、形態像のみならずフローサイトメトリーによる細胞マーカー検索、FISH法、PCR法、サンガー法を駆使した遺伝子解析が日常診断レベルで行われている数少ない腫瘍の一つです。さらに現在、ヒトゲノムの解読や次世代シークエンス技術の進歩に伴い、造血器腫瘍の病態に関与する新規遺伝子が次々に見つかっており、今後はそれらを加味した疾患概念の構築および新規治療法の開発が重要な研究テーマになります。現在はこの大きなテーマを達成すべく、研究環境の構築に取り組んでおります。この研究に興味がある人とはぜひ話をさせてもらえればと思います。
公衆衛生学(衛生学を含む広義)は「組織的な対策によって、人々(集団)の疾病予防・健康増進を図る」学問です。
公衆衛生学の領域は多岐にわたり、具体的には感染症、環境保健、母子保健、小児保健、成人保健、高齢者保健、学校保健、産業保健、国際保健などを挙げられます。その中から、当講座は成人の非感染性疾患(特に循環器系領域)の予防を中心に、小児~高齢者の幅広い年齢層の健康の保持・増進に貢献するための疫学研究(ヒト集団を観察すること)を展開していきます。
沖縄の課題に注目し、公衆衛生の向上につなげる研究と実践の両面で、しかも関連する学内外の組織と連携しながら活動していきます。
このような私どもの思いに共感し、一緒に活動していただける自治体、事業所、学校などの関係者、公衆衛生学・疫学を深く学びたい大学院進学希望者はぜひお気軽に当講座をお訪ねください。教室員一同、ご来訪をお待ちしています。
琉球大学法医学教室では多くの法医解剖を実施しています。過去2年間の法医解剖・鑑定数は以下のとおりです。
2021年1月~12月
法医解剖646体(司法解剖:257体 調査法解剖:246体 承諾解剖:38体) 死体検案:105体 生体検査:27例 2022年1月~12月 法医解剖513体(司法解剖:232体 調査法解剖:185体 承諾解剖:21体) 死体検案:75体 生体検査:21例基礎研究:
臨床・臨床研究
教育
卒後教育
取得可能な専門医:内科 専門医、糖尿病 専門医、内分泌代謝 専門医、甲状腺 専門医、血液内科 専門医