国立大学法人琉球大学医学部

講座紹介：

大学の法医学講座の日常業務は、大きく法医実務・教育・研究に分けられます。実務は主として法医解剖で、その他虐待や傷害事件の鑑定なども行っています。教育は学部学生への講義や、法医学を専門として学び始めた大学院生への教育、すなわち新人育成であり、これらとともに法医学に関する研究を行い、法医実務をより良くしようと日々活動しています。

大学教員の主たる任務は教育と研究ですが、その活動を通して蓄積してきた知識や技術を使っての社会貢献も、これまた大切なことです。加えて、当講座が県内唯一の法医解剖を実施する機関であることや、沖縄が島嶼県であることからも、県内の法医実務に関する需要に対し、大きな責任を持っていると言えます。これに応えるため日々多くの業務を請け負っていますが、それらの社会貢献活動そのものが、法医学の教育と研究に還元されるという面もあり、相当なエネルギーを注いでいる所以でもあります。

前述の通り、島嶼県唯一の法医学を専門とした機関であることもあり、当講座が取扱う内容は多岐に渡ります。法医学に関連した様々な活動に興味のある方からの、お問い合わせのメールを心よりお待ちしております。

※当講座では、一般の方からの鑑定依頼はお受けしておりません。